代表紹介

安心して資産を活用できる超高齢社会を目指して

社名のフィンウェルとは、フィナンシャル・ウェルネス、すなわち金銭的な健康度のこと。資産形成を終えた世代にとって、フィンウェルとはいかにして金銭面で安心して一生涯生活を続けていけるかを模索することです。

日本は、人口の4割が65歳以上になる時代に向けて突き進んでいます。われわれ個人はそのために自助努力としての資産形成が重要だといわれています。しかし、退職を直前に控えていたり、既に退職している人にとって、これから資産を創りだすのはなかなか難しいことです。現在ある資産の寿命をいかに自分の寿命にあわせて延伸していくかを、金融資産の取り崩し方を考え、できるだけ長く働き続けること、生活コストを引き下げるための地方都市移住を考えること、などと合わせて総合的に考えていきます。

人口の4割が高齢者になることは、その高齢者がうまく資産を消費に変えていかなければ、日本経済そのものが立ち行かなくなりかねません。安心して資産を活用できる社会は、単に高齢者のためだけのものではなく、日本経済そのものへの貢献でもあります。

こうした視点に立って、合同会社フィンウェル研究所は、資産形成を終えた世代のフィナンシャル・ウェルネスを研究し、その重要性を発信していきます。

令和2年4月15日

野尻哲史

プロフィール・経歴

野尻哲史(のじりさとし)

1982年に大学を卒業し、国内外の証券会社調査部での勤務を経て、06年より運用会社で投資教育に従事。20年以上にわたって資産形成・資産活用の啓発活動を続ける。

19年5月、定年を機に合同会社フィンウェル研究所を設立し、資産形成を終えた世代向けに資産の取り崩し、地方都市移住、勤労の継続などに特化した啓発活動をスタート。行動経済学会、日本FP学会などの会員、日本証券アナリスト協会認定アナリスト。
18年9月より金融審議会市場ワーキング・グループ委員、22年9月より金融審議会顧客本位タスクフォース委員、23年10月より金融審議会資産運用タスクフォース委員、24年4月より金融審議会市場制度ワーキング・グループ委員。23年2月より国民年金基金連合会個人型年金規約策定委員。