Kinzai Financial Planの「旧」連載 金融資産形成術「コストを考える」
今回は2020年1月号のFinancial Planに収載された投資信託を利用する際のコストについて考えています。私は「3%運用、4%引き出し」をいろいろな場面でお話してきましたが、その折「3%運用ができるのか」という質問をよくいただきます。つみたてNISAを典型として、最近は販売手数料0%、運用収益にかかる税金も0(非課税口座)というのが多くなりました。とすると投資信託のパフォーマンスを左右するのは、運用成果と信託報酬の2つに絞られます。基準価額ベース(信託報酬を差し引いたベース)で過去10年間の平均収益率が3%以上であった投資信託はどれくらいあるでしょうか(10年以上の運用実績があるものを対象に)。最近株価が上昇しているので、少し高くなったかなと思われるかもしれませんが、2020年1月号に収載したデータも今もあまり変わっていません。さて「何割の投資信託が3%以上の収益を稼いでいたでしょうか」 詳しくは➡金融資産形成術(第9回)コストを考える