きんざいFinancial Plan 2020年5月号 連載「10年の力」
株価の急落で落胆されている方も多いかもしれませんが、本当に損をしているのでしょうか。行動経済学では「参照点」と呼ばれる人が何かの判断をするときに起点とするポイントがあります。相場でいえば、直近の高値などがそれにあたります。そこから下がった、損をしたと考えがちになります。しかし10年前の水準を参照点にして考えてみてください。今の水準でも決して損をしていないのではないでしょうか。直近10年間の投資信託のパフォーマンスを検証してみました。年率で3%以上の収益率をもたらした投資信託がどれくらいあったか、想像できますか。ぜひ連載をご覧ください。