私の心情(95)―地方都市移住33-ダウンサイジングのための地方都市ランキング

地方都市生活コストデータの更新

2021年4月26日付けの私の心情(67)で、地方都市移住の効用と成功のポイントをまとめましたが、そのなかで地方都市の生活費比較という表を作成しました。各都道府県の県庁所在都市の人口、面積、人口密度、消費者物価指数、家賃などのデータを使って、相対的に生活費を引き下げられそうな都市をランキングするというものです。まあ、遊びといってしまえばそれまでですが、意外に驚く数値が並んでいるものです。特に家賃指数は東京23区を100にすると、40とか50とか、家賃半分以下で生活できるところが続出します。移住を希望する都市とはちょっと違っていることなども気になるところです。

新潟、熊本、鹿児島、松山、高松、岐阜、奈良、前橋の8都市

今回は関係するデータをすべて最新のものにUPDATEしただけですので、新たな分析を行っていません。ただ、人口30万人以上で、人口密度1000人/㎢以上、消費者物価地域差指数は東京23区を1として0.96以下、家賃指数も同様に0.5未満という条件で都市をピックアップすると、過去のデータの分析でも登場してきた新潟市、熊本市、鹿児島市、松山市、高松市、岐阜市、奈良市、前橋市の8都市が対象となりました。意外に変わらないものなのかもしれません。