私の心情(2)-帰省で考える2065年の日本
2019年10月21日(月曜日)
先週の週末を一晩だけですが、岐阜の実家で過ごしました。父が89歳、母が80歳なので、できるだけ元気なうちに顔を合わせたいというのが心情ですが、なかなかチャンスがありません。今回は名古屋で土曜日の講演依頼があってうまく帰省でしました。
山の中の小さな町なので高齢化は著しく進んでいます。65歳以上の人口比率、いわゆる高齢化率は43%に達していて、2065年の日本全体の39%弱を想像させます
日曜日は午前中は年2回行われる川の掃除。地元の人たちがたくさん(?)集まって河岸の草を刈り、ゴミを集めます。私は手ぶらで見ているだけ。かなり恥ずかしいのと、地元の皆さんのなかで若手と称されて働いているのが、みなさん私の中学時代の先輩ばかりなことに驚愕しました。
昼はサンマを焼いてみんなで食べる会がありました。足の覚束なくなった親父を連れて参加しましたが、ここでも中心的な人たちはみんな先輩です。若手とは60-65歳くらいまででしょうか。何をすればいいのか改めて考えさせられる帰省でした。