きんざい Financial Plan 2020年1月号
連載「野尻哲史の金融資産形成術」の第9回として「資産形成のコストを考える」を寄稿しました。今回は最近のセミナーなどでよく取り上げているテーマです。投信を使った投資のコストとして、販売手数料、信託報酬、税金のコストを意識する人が多くなりましたので、どう考えればいいのかをまとめています。ただ、実はセミナーでの最大の関心事は、10年以上の運用実績を持つ1500本以上の投信の8割が直近10年間の平均収益率で3%以上の運用実績を残していることです。多くのセミナー参加者が投資は儲からないという先入観を持っているなか、現実とのギャップに驚いています。ぜひご一読を。